立教大学

RIKKYO UNIVERSITY MAIN BUILDING 2012 立教大学 本館(1号館/モリス館)耐震補強・改修工事

2011年6月~2012年3月、立教大学池袋キャンパスの耐震対策の一環として、本館(1号館/モリス館)の耐震補強・改修工事が行われました。

今回の工事は、本館の保存と安全性の確保のみならず、時代に即した機能性や快適性も考慮し、本学のシンボルとして今後も永きに渡り使い続けるために実施されました。
今回の工事をもって、池袋キャンパスのシンボルゾーンを構成するレンガ造建物群の耐震化は完了しました。

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エレベーター これまで2階に上がるためには階段を利用する必要がありましたが、アクセス性の向上を図るため、建物西側にエレベーターを設置しました。

窓・扉 廊下外側窓や教室の扉、窓は既存の物を再設置しています。傷や割れなどの補修と再塗装、金物の交換や調整を行い、機能性を向上しています。

PCコーナー 2階両端部にPCコーナーを設置しました。それぞれ8台ずつPCを置き、新たな学習スペースとしての機能を果たしています。

床・天井 教室の床は、これまでと同様木製のフローリングですが、反響を考慮して天井には吸音材を用いています。授業時に、照明が直接に目に入るのを避けるため、天井には照明用のボックスを設け、凹凸型の形状にしました。

遮音性の向上 教室・廊下間、教室間は、壁内部に補強材である鉄骨や設備機器類を納めているほか、鉄板やグラスウール(遮音材)を施しています。教室の外側・廊下側の窓部は既存建具の内側にアルミ製サッシを設置して、遮音性能を向上しています。

過去の意匠を踏襲 教室内の机・椅子は、過去に使用していた机や椅子の意匠を踏襲し、木製のものをすべて新調しました。机・椅子ともに木材の色調は明るくし、使い心地や座り心地に対する配慮を施しています。

ラウンジ 2階中央部にラウンジを開設しました(2013年8月より利用開始予定)壁面を木板貼とし、本館の歴史を残す内装としています。

スロープ・庇 建物入口の段差を解消するため、南面東西出入口にスロープを設置しました。スロープは、外観への影響を考慮して、壁面から離れた位置に設置しています。これに合わせて、木製扉を常時開放できるよう、内側に自動ドアを設置しています。また、雨天時の利用しやすさと木製扉の保護を考慮して、入口上部に庇を設置しました。